埼玉県でおすすめの不動産担保ローンはココ

埼玉県内で不動産担保ローンを借りたい。でも、どこに相談したらいいのか分からない…

そんな不安や迷いを抱えていませんか?

事業資金の準備、借金の整理、相続税の支払い――大切な不動産を担保にするのは、勇気のいる大きな決断だと思います。

本当に借りられるのかな」「金利や条件は大丈夫かな」など、頭の中が不安でいっぱいになることもありますよね。

だからこそ、最適な方法を一緒に探してくれる金融機関と出会うことが大切です。

こちらでは、埼玉県に本店がある「地方銀行」「信用金庫・信用組合」「ノンバンク」の3タイプについて紹介したいと思います。

頼れる地方銀行:地域密着の安心感と信頼性

埼玉県内でまず頭に浮かぶのは、地元の地方銀行でしょう。

代表的なのは「埼玉りそな銀行」と「武蔵野銀行」です。

どちらも本社がさいたま市にあり、県民に寄り添ったサービスで定評があります。

実際、埼玉りそな銀行の強みは地域密着型のサービスと高い信頼性にあり、利用者からは「やっぱり地元の大手銀行は話が早くて安心」との声もチラホラ聞こえてくるんです。

埼玉りそな銀行は全国的なりそなグループの一員ですが、おもしろい特徴があります。

それは埼玉県内に住んでいるか勤めている方しか利用できない商品があること。

つまり、「埼玉で頑張る人」のための銀行と言っても過言ではありません。

例えば不動産担保ローンを申し込むには埼玉県内在住・在勤が条件となっており、地域限定の手厚い対応が期待できます。

地域経済を知り尽くした担当者が揃っているので、物件のあるさいたま市や川口市の地価動向なんかも熟知しています。

地元のことは地元銀行が一番」という安心感は、金融商品を選ぶ上で大きなプラスでしょう。

一方の武蔵野銀行も負けていません。

こちらは埼玉県を中心に展開し、地域密着では負けず劣らず。

ユニークなのは、不動産担保ローン利用時に本人名義の不動産だけでなく、同居のご家族名義の不動産も担保提供OKという柔軟さです。

例えば、親御さん所有の土地しか手元にない…というケースでも相談に乗ってくれるわけです。

融資の使いみちも幅広く、「ローンのおまとめ」から「賃貸用物件の購入」まで対応可能とのこと。

もちろん銀行ですから金利は低めに設定されがちです。

埼玉りそな銀行の不動産担保ローン金利はおおむね年2.9%~10%前後で、上限金利でも10%ちょっと。

一方、ノンバンク系だと後述するように上限15%程度が普通なので、数字だけ見れば銀行のほうがかなり低利と言えます。

とはいえ、銀行はやはり審査ハードルがそれなりにあります。

提出書類が多くて大変」「自営業だと収入証明で渋い顔をされた」なんて声もゼロではありません。

地元密着とはいえ、健全な資金用途に限るなど制約もあります(埼玉りそなの場合、事業性資金には使えず生活関連資金に限定)。

つまり、店舗数やネームバリューで安心な反面、使途や条件にマッチしないと利用できない場面もあるのです。

親身な信用金庫・組合:地元の“顔なじみ”と柔軟な対応

敷居の高さで言えば信用金庫の方が低いかも?」と感じる方もいるでしょう。

埼玉縣信用金庫」や「川口信用金庫」、「青木信用金庫」、「飯能信用金庫」など、埼玉県内各地には複数の信用金庫・信用組合があります。

実際、埼玉縣信用金庫は熊谷市に本店を置き、県内に約96店舗を展開。

川口信用金庫も川口市に本店があり45店舗ほど構えています。

これだけ地域に根付いていると、ちょっと窓口に顔を出せば「○○商店の息子さんね」「いつもお世話になってます」とにこやかに迎えてくれることもしばしば。

金融機関というより町の相談相手的な雰囲気で、つい話しやすくなるのが信用金庫・組合の魅力です。

信用金庫・信用組合は会員制の金融機関とも言えます。

利用には「営業地区内に住所や事業所があること」など会員資格が必要で、逆に言えば地域外の人は利用できません。

その分、地域のお客様のために親身になってくれるのが特長です。

数字だけでは判断できないヒューマンタッチな審査をしてくれるのも、信用金庫ならではの強みでしょう。

埼玉県内の信用金庫でも不動産担保ローンを扱っています。

例えば飯能信用金庫の「はんしん・ビジネスサポート」は、不動産担保専用の事業者向け融資商品です。

運転資金から設備資金、借換え、さらには賃貸物件購入資金まで用途は幅広く、最長35年という長期返済まで可能としています。

また、信用組合も埼玉にはあります。

例えば「埼玉信用組合」や「熊谷商工信用組合」などがそうです。

信用組合は主に地域の中小企業者や特定の業種の組合員向けですが、個人向け不動産担保ローンを扱うところもあります。

審査基準は基本的に信用金庫と似通っていますが、より小規模で融通が利くことも多いです。

ただし、信用金庫・組合のデメリットも知っておきましょう。

まず会員資格のハードルです(先述のとおり居住地や勤務先がエリア内であること)。

さらに融資上限額は銀行ほど大きくない場合があります。

金利も銀行並みに低いとは限りません。

商品によっては保証協会付きで金利が年5~6%台になるケースもありますし、保証料が別途かかる場合も。

とはいえ、「貸し渋り」をしない姿勢という点で信用金庫・組合は心強い味方です。

経営が苦しい中小企業の相談も断らず、粘り強くプランを練ってくれるケースが多々あります。

あなたもまずはお近くの信金・信組の扉をトントン叩いてみませんか?きっと親身になって耳を傾けてくれるはずです。

柔軟対応の地元ノンバンク:スピードと審査の“最後の切り札”

銀行でも信金でも難しいとき、最後の砦となるのが地元のノンバンク系金融会社です。

ノンバンクとは銀行以外の貸金業者のことで、いわゆるローン専門会社や消費者金融が該当します。

埼玉県内に本社を置くノンバンクとしては、「株式会社クレイリッシュ」などが知られています。

クレイリッシュは東大宮で創業20年以上の事業者向け金融会社で、不動産担保融資にも積極的です。

ノンバンク最大の特徴は、なんといっても審査の柔軟さとスピード融資でしょう。

実際、「不動産担保がある分、無担保ローンより審査に通りやすい傾向がある」と指摘されますが、中でもノンバンクなら審査が甘めとされています。

銀行でNGでもノンバンクならOKということは珍しくありません。

さらに、ノンバンクは物件の種類を問わず相談に乗りやすい傾向もあります。

古い木造家屋や郊外の畑地、他にローン残債のある物件など、銀行が敬遠しがちな担保でも「まずはやってみましょう」と受け付ける度量の広さがあります。

実際、不動産担保ローン専門会社の「ユニバーサルコーポレーション」は「銀行や他の金融機関で断られた案件も歓迎」というスタンスで、共有持分や底地などあらゆる条件の不動産に対応とうたっています。

埼玉県内(さいたま市、川越市、熊谷市…ほぼ全域)を対象に融資できるノンバンクも多く、都市部から過疎地域までカバーしています。

ただし、ノンバンクを利用する際には金利面に注意が必要です。

一般に貸金業者の上限金利は法律で年15~20%(借入額により異なる)と定められており、実際の融資金利も銀行より高めです。

例えば先ほど紹介したクレイリッシュは中小企業向けながら、融資額100万円以上で年8.395%~14.6%程度の金利設定です。

他社でも上限は概ね15%前後が多く、銀行の10%程度に比べると数%以上高いと覚悟しましょう。

もちろん担保評価が高くリスクが低ければ下限金利に近い低利で借りられる可能性もありますが、基本的に「お急ぎ便・柔軟対応」の対価として金利負担は重めになります。

資金繰りに余裕が出たら繰上返済を検討するなど、返済計画は入念にシミュレーションしてくださいね。

最近ではオンライン完結や出張相談サービスを行う会社も増え、地域の金融機関と遜色ないくらい身近な存在になりつつあります。

審査が心配なら、まず仮審査を申し込んでみる」というのもノンバンク活用のコツです。

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